• PL

    四人の令嬢と執事たち

    剣持

    「申し訳ございません、お嬢様。私が征一郎様を殺しました。」
    開口一番、南條家執事である剣持は罪を告白する。
    お嬢様に迷惑をかけるわけにはいかない。いざとなったら切り捨てられる覚悟を持たなければならない。
    とはいうものの、できれば南條家の安泰のために、他に罪を被ってもらうのが得策だ、どうしたものか…
    状況が進むにつれ、東堂家は脳筋ではあるが、清く健全であることが判明する。ここに取り入り、票を合わせることで難を逃れることとしよう。
    票を合わせた先は西門家。
    悪いな、令嬢と執事のいかがわしい関係を利用させてもらうよ。

    無事西門家の執事に罪を着せることに成功したが、これからは眞中家からの援助は期待できない。
    まあいい、大恩ある南條家のためだ。この身が粉になるまで、お嬢様に捧げるだけさ。

    一歩下がって、お嬢様をサポートしにいくプレイングが楽しかったです。
    まずはお嬢様に話していただく。
    困っているようであればこちらで対応する。
    これぞ執事の鑑。
    逆に、これを意識しすぎたばっかりに執事同士の会話タイムで無言発生。
    しかたないから東堂家の執事さんとトレーニングの会話を楽しんでました。

  • PL

    四人の令嬢と執事たち

    南條(お嬢様)

    「お嬢様、…今回征一郎様を殺したのは私です」
    征一郎さんが殺されて、とりあえず一旦各々の部屋に戻って開口一番に、私の執事の剣持が私に告げた。ああ、カフスボタンを拾った時に嫌な予感がしていたのは、そういうことだったのね。
    でも、私は貴方があの男を殺したのは貴方が私の事を案じてたからこそ、とわかって、…不謹慎かもしれないけど、嬉しかった。
    だから、貴方は「お嬢様は私をいつ切ってくれてもかまいません」と言っていたけれど、そんなつもりは一切なかったわ。
    貴方を絶対に守る。警察なんかに渡さない。
    私の大切な剣持を、私を守ってくれた剣持を、私は守りたいの。

    どうやら西門のお嬢さんと執事君は、恋仲のようね。…西門さんの執事君には悪いけれど、その恋心を利用させてもらうわ。ごめんなさい。

    最終的には西門さんの執事が捕まって、でも私達全員、今回の件で家に傷が付いてしまった。
    東条さんや北門さん、西門さんの家にとっては、私達のとばっちりを受けた形になってしまって流石に良心は痛むけれど。

    …剣持がやったことはいつか明るみに出るかもしれない。けど今は…とりあえず、どこかに一緒に逃げるのもいいのかもしれないわ。
    ね、剣持。

    (剣持の設定が個人的にどストライクすぎて絶対に剣持を守る!!!ってなった南條お嬢様でした。
    最終投票で吉良君に犯人をなすりつけ、吉良君最多票になり逃げきれました)

  • PL

    四人の令嬢と執事たち

    南條の令嬢

    最初の密談で剣持から犯人であること、犯行の様子全部聞けたので、
    ・征一郎は来たがすぐ帰った
    ・剣持はずっと自分の看病や身の回りの世話をしてくれていた
    と嘘をつき、何か秘密はあるグレーよりの白で逃げ切り。

    北園さんに突き落としたこととか、22時に部屋を出てきたことを先にバラされてたら多分ヤバかったと思う。

  • OneDay
    PL

    四人の令嬢と執事たち

    南條家令嬢(家のために征一郎と)

    *HO
    人の良い両親の元で健やかに育ったが、人の良さが転じて両親の会社は傾いていた。私は研究者になりたかった夢を捨てて、政略結婚によって家の立て直しを図ることにした。私が我慢をして従業員の生活を守れるのならそれでいいと思った。
    執事の剣持は、喧嘩でズタボロになっているところを助けた。「恩義に報いる」と剣持は南條家に仕え、私の執事になった。
    征一郎の亡くした母に私が似ているらしく、2人のときは甘えてきて体の関係になった。嫌だったけど会う度に資金援助をしてくれたから断れなかった。剣持は全て気づいているようだが、口を挟んではこない。同情されるよりマシだ。
    事件前の行動は、征一郎からの好意が強い。私は嫌がって逃げてて、それを察した剣持も遠ざけてくれるんだけど、征一郎が追っかけてくる。22時まで私の部屋で密会をさせられていた。明け方目が覚めてキッチンに向かおうとすると、会談に剣持のカフスボタンが落ちているのを見つけた。すごく嫌な予感がした。
    *ペア密談
    開口一番「両親の会社が傾いていて、従業員たち守りたい。だから征一郎さまとの関係を続けてきた。でも剣持さまがそれに気づいていて、私が本当はどう思っているかも知っていると思っている。今朝5時半に階段であなたのカフスボタンを拾って、すごく嫌な予感がした。家の関係者から犯罪者が出たら、本当に両親の会社が潰れてしまう。もし剣持さまがやっているのなら、守るから正直に言ってほしい」とまくし立てた。
    すると剣持は犯行内容を話してくれた。階段で倒れていたから本人の部屋まで運んで、本人の執事を呼ぼうとしたら「美穂さんに看病させろ」という。灰皿で殴って殺してしまった。偽装工作として布団を被せて寝ているように見せかけた。「ヤバイ証拠は?」と聞くと自分のカフスボタンだという。
    *全体会議
    南條家の不利になる証言がいくつか出て来た。でも予め考えておいた嘘で乗り切る。
    *密談1週目
    とにかく話しを逸らして盤面に気を向けないこと、不都合な内容に話題が行かないことに集中した。「征一郎のことが好きなのは誰か」という話題を振って、相手にできる限り話してもらう。
    北園さんは夕食時に猛アピールしてただけあって結婚したいらしい。西門さんは令嬢と執事同士でイチャついてて征一郎には興味なさそう。東堂さんは政略結婚を狙ってたみたいで恋愛感情はなし。というどうでもいい情報が入手できた。私は両親の会社が傾いてるのが証拠として出ていたので「会社を救うために結婚しようと思ってた」とある意味素直に伝えた。だから「征一郎に死なれては困るので動機がない」と。
    いつまで生きていたかの話しになったので、22時まで自室で一緒にいたと正直に話す。ただ一緒にいた理由は「両親の会社を救うため資金提供の話しを受けていた。証言がある通り彼の母親に私が似ているらしく、私の困る顔は見たくないと向こうから資金提供を申し出てくれた。」とほぼ嘘でつき通した。
    *物語中の休憩時間
    令嬢チームと執事チームで4人の密談。西門家令嬢の「体の関係をもって執事との既成事実を作る」って言ってておもしろかった。
    *密談2週目
    朝方で歩いていたことを聞かれて、嘘を半分混ぜて「昨日の夕食会と片頭痛で退席したからお腹が空いてしまい明け方だけどキッチンに向かった。途中で片頭痛が再発してしまい、そのまま部屋に戻った」と証言。
    *全体会議
    22時付近のアリバイを洗い出す流れになったが、みんなアリバイがイマイチで上手くまとまらなかった。よし、良い感じ。
    *ペア会議
    疑われてないから誰かを塗ろうと話し合い。隠していたカード22時の物音を使って、「○○が怪しい」と名指ししようと言われた。私は理解が追い付かなかったが、なんか良い気がしたので快諾した。必死だったのでお互いRPがどっかいっていたが、いいことにしよう。
    *推理披露
    犯人の絞り込みすらできていない様子だった。私たちの動機がないのも信じてくれたみたいで、推理で言ってる人がいて嬉しかった。順番的に最後の剣持が、22時の物音がしたときにアリバイがない北園令嬢が怪しいと言っていて、全てが上手くいった気がした。
    *投票
    私も剣持も怪しまれてなかった気がしたから、点数を狙って剣持に投票した。賭けだけど、これでいい。
    *エピローグ
    北園令嬢が最多票。警察に連行される間際にちょっと嬉しそうな北園家の執事。
    *感想
    各々ペアが「裏切ってる」「付き合ってる」「兄弟のような関係」とそれぞれの関係性がしっかりあって、それをちゃんとロールプレイしていて良かった。 理論詰めの剣持と、とにかく話しを逸らす私という良いバランスのコンビで犯人サイドができてよかった。