• PL

    桜の散る夜に

    シオン

    しんどすぎてめちゃ好き……過去一大泣きした

    ふせた
    https://fusetter.com/tw/7YPLl2qg#all

  • PL

    桜の散る夜に

    まっちゃん

    犯人:aoi
    主催:ピルクル
    で提出しましたが、どちらも特定には至らず(やよいからyを抜いたらaoiには気づいて共有もしていた)。
    事件の情報はそこまで多くはなく、むしろ各個人の抱えるその他の事件に関しての密談が多かった印象でした。私も娘を特定できましたし。
    5分前に吉野さんがガスマスクしてきたときはPL・PC両視点で段取りミスったかと思いましたw
    エンドとしては✝SEIRA✝さんのみ死を選ぶ形になりました。
    プレイ後、まっちゃんの知らない事件が半分くらいあって驚いた。しみじみ味わう感じで変わったプレイ感でしたね。

  • OneDay
    PL

    桜の散る夜に

    シオン

    アンケートでしんどいのが好きに親指を元気よく立てたらシオンになりました

    実際ハンドアウトを読んでいる時から辛くて結構シオンとしての心情を考えながら自殺の意思をねじ曲げずにプレイしていたらまさかのサクラの登場で精神崩壊しそうになりました。サクラへの罪悪感、自分への恨みをずっと抱えて生きてきて、会ったらシオンのせいじゃないと言われ、むしろ自分を気遣って生きて欲しいと…吉野が仕組んだ罠…?まさか私が主催だったのがバレている?と思いましたが、そこに居たのは間違いなく自分が死んでも他者を気遣う心優しいサクラでした。
    サクラへの罪の意識は消えないけれど、たしかにサクラが私に生きる目標を与えてくれました。私は彼女に何もしてあげることができなかった。でも、彼女がしてあげられなかったことを、私がするんだと心に決めました。サクラの家族は私が影から守る!
    彼女の思いを引き継ぎ、私は生きていきます。

    吉野が主催をどうしても知りたがっていたのは、どうしてなのかを聞こうと思って聞くのを忘れてしまった。自殺防止をする人だから元凶を知って止めておきたかったのかな…?見事に会心させられましたが。

  • OneDay
    PL

    桜の散る夜に

    とも(DV男)

    今日も彼女の奈緒を殴ってしまった。すぐに謝罪の気持ちが押し寄せてきて泣きながら謝る。この繰り返しをどれだけの期間続けてきたのだろう。奈緒は身ごもっている。オレは子供にまで暴力を振るってしまうかもしれない。いやそうに決まってる。奈緒と同じ力で殴ったら、子供を殺してしまうかもしれない。
    2人と一緒にいてはいけない。唯一できることは、少しでもお金を残してオレ自身が消えることだ。死のう。
    *
    集団自殺の場所に集まると、既に1人がこと切れていた。昨晩殺されたらしい。死に方なんて何だっていい。もしこの中に殺人鬼がいるなら、オレを殺してもらおう。自殺よりは保険金が下りやすくなって、奈緒に少し残してやれるかもしれない。
    「安産祈願のお守」を持っていたから「子供ができた人が死にたい訳がない」と疑われた。子供ができたからこそ死にたいんだ!どうせオレの気持ちなんか誰も分かってくれやしない。
    根掘り葉掘り聞かれたが「何でそれに答えなきゃいけないんですか。自分のことを話したくありません。あなたの方こそ言ってること矛盾してますよ?」と逆に問いただした。都合が悪くなると、相手を責め立ててしまうのがオレの悪いところ。
    *
    生と死の狭間の世界で、奈緒が遺伝性の難病であることを思い出した。待てよ、もしオレが生き返ってしまったら、もし奈緒の余命が少ないのだとしたら、オレは子供と2人で暮らすことになるのか。そうなったら、奈緒を失ったショックで余計子供に危害を加えてしまうのではないか。オレなんかが傍にいるより、施設で育った方がいいだろう。やぱり2人にできることは、お金を残してオレ自身が消えることだけだ。やっぱり死ぬしかない。
    *
    ピルクルさんから呼び出され「子供がいるのなら、あなたは生きた方がいい」と諭された。だからこそ死にたいんだ!奈緒が難病かもしれないと知ってからずっと、オレの心ははちきる寸前だった。つい饒舌になって「オレが奈緒に何をしてしまっているか気づいていますよね?そんなオレの元に子供が産まれたらどうなると思いますか?オレは、オレは、子供にまで暴力を振ってしまうかもしれない。だからオレなんか生きてちゃいけないんだ!」本心を言ってしまった。ピルクルさんは「生きなさい」と名刺≪DV加害者支援 小笠原今日子≫を渡してきた。ここに相談すれば、オレは自制することができるようになるのか?いや、そんな都合の良い話しはない。死ぬことでしか、オレの暴力癖は治らない。
    この世界の住人なのか女の子が耳元で囁いた「お姉ちゃんをよろしくね」。君が桜さんかぁぁぁぁ!ビックリしすぎて椅子から落ちかけてしまった。お姉さんを置いて自殺しようとしてるオレは、合わせる顔がない。でも君に優しくそう言ってもらえるなら、ピルクルさんに紹介してもらった小笠原さんの力も借りば、あるいは?
    桜さんが続けざまに囁く「女性にだけ遺伝する難病なの。もし子供が女の子だったら?」。子供を救えるのはオレしかいない!直観的にそう思った。だけど、病気を治すことはできないし、病気のことが気になって余計、暴力を振るってしまいかもしれない。やっぱりオレはいない方がいいんだ。
    タイミングよくピルクルさんが「病気の人はいない?」と言ってた。もしかしてと思い「彼女の奈緒が難病です。子供も難病かもしれません」というと、≪スペシャルドクター≫と書かれた名刺っぽいものを渡してくれた。この人を頼れば、奈緒も子供も治るのか?
    *
    「生きるか、死ぬか」の最後の決断。DV加害者支援、スペシャルドクター、この方たちを頼れば、オレの悩みは解決するのかもしれない。オレが更生できたとしても、今まで奈緒にしてしまった行為が消える訳じゃない。でも、でも、桜さんに託されたのだから、まだ生きることのできるオレが、桜さんの分まで奈緒を支えてあげなきゃいけない。うん。生きることにするよ。 ピルクルさん桜さん本当にありがとう。
    *
    オレたちは犯人も主催者も特定することができなかった。でも全員が生を選んだ。
    頬に何かがあたるのを感じて上を見上げると、満開の桜が咲き誇っていった。
    その姿を見届けた桜さんは、天国に旅立っていった。
    ―――桜の散る夜に。
    *
    DV男のRP前半はかなり嫌なヤツのRPになってしまった。桜さんの正体が分かってから情緒が大崩壊。何度か嗚咽しそうだった。最初は「なぜ私にDV男?」と思ったが、終わったときには「この役でよかった」と心底思った。みなさんハマり役で、GM様の配役の的確さに感動。
    男性役でここまで感情移入したのは初めてだった。しかもDV加害者というヤバイ奴。HOが感情移入しやすく書かれているため、あとRP勢に囲まれてプレイできたためだろう。良い体験だった。